一鳴驚人日記

外資系企業でM&A関係の仕事をしている若僧のブログ。キャリアや時事ネタに関してその時々に感じたことを書いていきます。

2014-01-01から1年間の記事一覧

株主が働かずに配当金をもらうことは何もおかしくないよね?

社員が死に物狂いで稼いだお金を、働かずに配当金として貰えるのが株式投資!これぞ資本主義の縮図なのかもしれませんね。 - クレジットカードの読みもの という記事を読んで、思ったことを書いてみる。記事の趣旨は「株主はお金があれば働かなくとも配当金…

外資系投資銀行の新人研修~ニューヨーク研修~

4月になって「社会人になりました!」と報告してくる後輩もちらほら。この時期はどこの企業でも研修の時期だなぁと思いつつ、自分が外資系投資銀行に入社した時の研修を思わず思い出していたので、外資系投資銀行の研修、特にいわゆるニューヨーク研修につい…

社会人になったら変わる3つのこと

学生と社会人を比べると求められていることがいろいろ異なる。中でも、特に以下の3点は意識する必要があるし、それらが当たり前と思えて初めて一人前なのかもしれない。1. 常に満点を求められる。 2. 準備しながら本番をこなす必要がある。3. 唯一の正解があ…

事業会社とプロフェッショナルファームは流れている時間が違う

先日事業会社に転職した先輩の話を聞いて思ったのだが、投資銀行、M&Aアドバイザリー、コンサルなどプロフェッショナルファーム(以下、「PF」)では事業会社と流れている時間が違う。 1. 締め切りまでの時間が短い M&Aアドバイザリーを例にとってみると、タ…

目標を持って働くことの重要性

M&Aアドバイザリーをやっていると日々業務に追われて忙しいので(なぜM&Aアドバイザリーはいつも忙しいのか - 一鳴驚人日記)、知らず知らずのうちに、目の前にある業務を如何に早く処理して退社するかを意識するような状態になる。しかし、これではいけない…

なぜM&Aアドバイザリーはいつも忙しいのか

M&Aアドバイザリー業界で働いていると基本的にいつも忙しい。終電で帰ることが基本だ。案件が忙しい時には深夜にタクシーで帰ることが多くなり、電車の定期は割に合わないので買う機会はない。 仕事の関係上、友人と会う機会も限られてきたり、キャンセルせ…

ブラック企業から身を守るには

最近ブラック企業に関する記事をよく見かける。日経新聞だけ見ても以下のようにすぐにいくつもの記事が掲載されている。 入社3年以内の離職、3割超で「ブラック」 就活生のイメージ :日本経済新聞ブラック企業どう見分ける スパルタとの境界線 :日本経済…

フロントオフィスかバックオフィスかで悩んだら。

日系の企業は基本的に総合職と一般職という区分で採用を行っているが、外資系企業は部門ごとに採用を行っていることも多い。外資系投資銀行の場合で言うと、トレーディングアンドセールス(S&T)、リサーチ、インベストメント・バンキング(IB)、オペレーシ…

外資系金融(IB)はモテるのか

俺がモテない理由がわからない。たまたまネットでこんな話を見かけたので、今回は外資系金融がはたしてモテるのかについて書くことにする。外資系金融はモテるという印象を持っている人は少なくないように思う。自分もそういう趣旨の質問を友達から受けるこ…

外資系なら英語は得意なのが当たり前か

外資系企業に勤めていますと言うと、 「英語が得意なんですねー」 「ガイジンさんがたくさん居て、普段から英語なんですか?」 という反応をされることが多い。 実際自分は英語が得意な方だし、自分が働いてきた職場にはガイジンさんや帰国子女もいて、日本…

TOEICで英語のコミュニケーションを上達させる方法

自分が勤めている会社も社内の海外に関する機会に応募するときは「大抵TOEIC○○点以上」ということが要件になってくる。自分がTOEICを受験していたのは大学生のころだったので、最近もう一度TOEICを受けようかと問題集を眺めていた。 以前TOEICで高得点をとる…

面接でうまくふるまう方法

私は面接ではあまり緊張しないほうだと思う。全く緊張しないわけではないが、頭が真っ白になって自分が話したいと思ったことを忘れた経験もないし、面接ではわりと落ち着いて受け答えができる方だ。どうしたら、緊張せずに堂々と面接ができるのか、尋ねられ…

面接で準備すべき最低限のこと

現在企業が採用活動を行う際には、面接を課すことが一般的だが、「たった10~20程度の面接を何回かやっただけでは、候補者のことを対して理解出来ない」という批判を聞く。 では、面接を通して候補者の何がわかるのだろう。候補者の全ては当然わからないにし…

仕事は何を軸にして選ぶのか

自分が現在担当しているM&A案件で、頻繁に売却対象になっている会社に出入りしているのだが、最近は就活生の姿をよく見かけるようになった。面接はまだなのだろうから、会社の説明会に来ているのだろう。 そうした学生たちの姿を見ながら、「この学生たちが…

外資系投資銀行IBのライフスタイルに向く人

外資系投資銀行のIB部門(以下、IB)は働き方という意味では非常に特殊な業界だ。労働時間が非常に長く、基本的に終電で帰れない。そして週末も出勤することの方が多い。 IBでは通常若手(アナリスト、アソシエイト)をジュニア、管理職(VP)以上をシニアと呼…

外資系投資銀行に勤めることはリスクが低い

就活生と話をすると、興味はあるがクビになるリスクが高いので、外資系投資銀行よりもメガバンクや大手事業会社などで働きたいという話をよく聞く。 いくら給料が高くても、クビになったら困る。それよりも一度入れば、ほぼ一生面倒を見てくれる企業の方が良…

マルチタスクをする上で重視すべき3つのこと

「マルチタスク」は本当に悪いのか、科学的に解明してみた : ライフハッカー[日本版] 「記事によればマルチタスクは、非効率で良くない」ということだが、仕事をするうえで現実にはマルチタスクが要求される場面は多いのではないかと思う。こと投資銀行やM…