一鳴驚人日記

外資系企業でM&A関係の仕事をしている若僧のブログ。キャリアや時事ネタに関してその時々に感じたことを書いていきます。

IBに勤めて感じたワークライフバランスの大切さ 

ワークライフバランスは仕事とプライベートの「陣取り合戦」ではない | ライフハッカー[日本版] 記事を読んで、まさにその通りだなぁと。 新卒で就活している時は、1. 優秀な人材が多くて、 2. 自分が成長できて、 3. グローバルな環境で仕事ができる職場…

M&Aアドバイザリー業界のルー語30選

日常生活で横文字ばかり使う人は「あの人ルー語だよね」と言われて揶揄されるようだが、外資系の金融やM&A業界では日常会話がまさにルー語になっている(もちろん、ルー大柴のように中学レベルの英語ばかり使うわけではないが)と、ときどき業界で働いていて…

完璧主義の治し方

小さい頃「いい子」だったあなたは完璧主義の罠に陥っているかもしれない | ライフハッカー[日本版] 題名を読んだ瞬間自分のことだなぁと思ってしまった(苦笑)自分の完璧主義は結局幼い頃に「いい子」だったことが関係していたのかと!期待して読んでみ…

バリュエーション ~資産除去債務の取扱い~

企業のバリュエーションにおいて、テクニカルな論点である資産除去債務の取り扱いについて、実務の経験を踏まえ説明しています。

仕事で成長できないと感じた時に考えるべきこと

友人が「今の仕事を続けていても全く成長しないから転職した方がいいのだろうか」と悩んでいるということだったので、相談にのった。「転職が必要かどうかという問題」となると考えるべきことは、成長の可能性のだけでなく、給料やワークライフバランスなど…

バリュエーションの論点 ~退職給付債務~ 2

DCF法を用いたバリュエーションでなぜ退職給付債務をなぜデッドライクアイテムで調整する必要があるかにつきて書いています。

バリュエーションの論点 ~退職給付債務~ 1

今回から数回連続で、DCF法を用いたコーポレートバリュエーション(企業価値評価)における退職給付債務の扱い方について書いていく。このテーマはバリュエーションの専門家の中でも意見の分かれる、テクニカルな内容であり、混乱しやすい分野なので、わかり…

うっかりミスをなくすために気をつける3つのこと

うっかりミスをなくすために自分がやっている三つのこと。 1. 必ず見直しをする 2. ミスを検出する仕組みを作る 3. フォーマットを整える

教えることのメリット ~自分の理解が試されている~

教えることで自分の理解が試される。この事を利用して、実は学んでいる最中に、他の人に「教える」ことで自分の理解不足を洗い出し効率的に学習することができる。

税抜表示は実はデメリットが大きいのではないだろうか。

消費税増税の影響を緩和するために税別表示が可能になったが、セールのたびにお得感がないことが意識されて逆に税込み表示の方がよかったのではないだろうか。

投資銀行IBやM&A業界内定者が読むべき本 3 ~バリュエーション編~

内定者や業界初心者向けが読むべき本について、エクセル関連とリサーチ関連を紹介した。投資銀行IBやM&A業界内定者が読むべき本 1 ~エクセル編~ - 一鳴驚人日記 投資銀行IBやM&A業界内定者が読むべき本 2 ~リサーチ編~ - 一鳴驚人日記 今回は若手にとっての…

適切なアドバイスのタイミング~相手は聴く準備ができていますか?~

親切心でアドバイスしているのに感謝されるどころか、逆にいやな顔をされたり、あまつさえ険悪な雰囲気になってしまったという経験はないだろうか。 FA(財務アドバイザー)として、クライアント(M&A当事者である企業)に日々アドバイスをしている仕事柄、…

投資銀行IBやM&A業界内定者が読むべき本 2 ~リサーチ編~

前回はエクセルワークに役立つ本を紹介したが今回は、投資銀行IBやM&Aアドバイザリーファーム(あわせて以下、「M&A業界」)の業務において、リサーチ(調べ物)をする上で役に立つと思われる本を紹介する。(なお、投資銀行では株式調査部を一般的に「リサ…

投資銀行IBやM&A業界内定者が読むべき本 1 ~エクセル編~

以前投資銀行IBやM&Aアドバイザリーファーム(あわせて以下、「M&A業界」)の内定者向けに入社前に読むべき実務の本を紹介すると書いた。当初は必要な各スキルを一通りカバーすることが可能な本をまとめて紹介することを考えていたが、まず、必要とされる個…

通勤電車で英会話~おススメアプリ~

働き始めてから、外国人の友達会う機会もめっきりへり、英語を使う機会があまりなくて、英会話能力の劣化に危機感を抱き始めた今日この頃。仕事柄業務ではたまに海外とのやり取りがあるものの、やはりメールや書面でのやり取りが多いので、仕事で英会話能力…

株主が働かずに配当金をもらうことは何もおかしくないよね?

社員が死に物狂いで稼いだお金を、働かずに配当金として貰えるのが株式投資!これぞ資本主義の縮図なのかもしれませんね。 - クレジットカードの読みもの という記事を読んで、思ったことを書いてみる。記事の趣旨は「株主はお金があれば働かなくとも配当金…

外資系投資銀行の新人研修~ニューヨーク研修~

4月になって「社会人になりました!」と報告してくる後輩もちらほら。この時期はどこの企業でも研修の時期だなぁと思いつつ、自分が外資系投資銀行に入社した時の研修を思わず思い出していたので、外資系投資銀行の研修、特にいわゆるニューヨーク研修につい…

社会人になったら変わる3つのこと

学生と社会人を比べると求められていることがいろいろ異なる。中でも、特に以下の3点は意識する必要があるし、それらが当たり前と思えて初めて一人前なのかもしれない。1. 常に満点を求められる。 2. 準備しながら本番をこなす必要がある。3. 唯一の正解があ…

事業会社とプロフェッショナルファームは流れている時間が違う

先日事業会社に転職した先輩の話を聞いて思ったのだが、投資銀行、M&Aアドバイザリー、コンサルなどプロフェッショナルファーム(以下、「PF」)では事業会社と流れている時間が違う。 1. 締め切りまでの時間が短い M&Aアドバイザリーを例にとってみると、タ…

目標を持って働くことの重要性

M&Aアドバイザリーをやっていると日々業務に追われて忙しいので(なぜM&Aアドバイザリーはいつも忙しいのか - 一鳴驚人日記)、知らず知らずのうちに、目の前にある業務を如何に早く処理して退社するかを意識するような状態になる。しかし、これではいけない…

なぜM&Aアドバイザリーはいつも忙しいのか

M&Aアドバイザリー業界で働いていると基本的にいつも忙しい。終電で帰ることが基本だ。案件が忙しい時には深夜にタクシーで帰ることが多くなり、電車の定期は割に合わないので買う機会はない。 仕事の関係上、友人と会う機会も限られてきたり、キャンセルせ…

ブラック企業から身を守るには

最近ブラック企業に関する記事をよく見かける。日経新聞だけ見ても以下のようにすぐにいくつもの記事が掲載されている。 入社3年以内の離職、3割超で「ブラック」 就活生のイメージ :日本経済新聞ブラック企業どう見分ける スパルタとの境界線 :日本経済…

フロントオフィスかバックオフィスかで悩んだら。

日系の企業は基本的に総合職と一般職という区分で採用を行っているが、外資系企業は部門ごとに採用を行っていることも多い。外資系投資銀行の場合で言うと、トレーディングアンドセールス(S&T)、リサーチ、インベストメント・バンキング(IB)、オペレーシ…

外資系金融(IB)はモテるのか

俺がモテない理由がわからない。たまたまネットでこんな話を見かけたので、今回は外資系金融がはたしてモテるのかについて書くことにする。外資系金融はモテるという印象を持っている人は少なくないように思う。自分もそういう趣旨の質問を友達から受けるこ…

外資系なら英語は得意なのが当たり前か

外資系企業に勤めていますと言うと、 「英語が得意なんですねー」 「ガイジンさんがたくさん居て、普段から英語なんですか?」 という反応をされることが多い。 実際自分は英語が得意な方だし、自分が働いてきた職場にはガイジンさんや帰国子女もいて、日本…

TOEICで英語のコミュニケーションを上達させる方法

自分が勤めている会社も社内の海外に関する機会に応募するときは「大抵TOEIC○○点以上」ということが要件になってくる。自分がTOEICを受験していたのは大学生のころだったので、最近もう一度TOEICを受けようかと問題集を眺めていた。 以前TOEICで高得点をとる…

面接でうまくふるまう方法

私は面接ではあまり緊張しないほうだと思う。全く緊張しないわけではないが、頭が真っ白になって自分が話したいと思ったことを忘れた経験もないし、面接ではわりと落ち着いて受け答えができる方だ。どうしたら、緊張せずに堂々と面接ができるのか、尋ねられ…

面接で準備すべき最低限のこと

現在企業が採用活動を行う際には、面接を課すことが一般的だが、「たった10~20程度の面接を何回かやっただけでは、候補者のことを対して理解出来ない」という批判を聞く。 では、面接を通して候補者の何がわかるのだろう。候補者の全ては当然わからないにし…

仕事は何を軸にして選ぶのか

自分が現在担当しているM&A案件で、頻繁に売却対象になっている会社に出入りしているのだが、最近は就活生の姿をよく見かけるようになった。面接はまだなのだろうから、会社の説明会に来ているのだろう。 そうした学生たちの姿を見ながら、「この学生たちが…

外資系投資銀行IBのライフスタイルに向く人

外資系投資銀行のIB部門(以下、IB)は働き方という意味では非常に特殊な業界だ。労働時間が非常に長く、基本的に終電で帰れない。そして週末も出勤することの方が多い。 IBでは通常若手(アナリスト、アソシエイト)をジュニア、管理職(VP)以上をシニアと呼…