<内容>
- 移動
- 食事
- 観光スポット
- その他もろもろ
1.移動
空港⇔ホテル
旅行会社のツアーを使ったので、ホテルまでは送迎バスがついていた。空港からアヤナリゾート、フォーシーズンズ、インターコンチネンタルあたりのホテルまで、時間にして30~40分程度だ。タクシーを使用しても距離的からして片道10~15万ルピア(約1,500円)程度と思われる。
空港からホテルまではそれほど時間がかかるわけではないが、飛行機から着陸して空港から出るまで非常に時間がかかるため、到着日の時間の使い方は余裕を持って計画を立てておく必要がある。
到着の際には、VOA(Visa on Arrival)というビザ取得の手続きがあり、簡単なフォームを埋めて、ビザ費用(2014年9月末現在$25から$35に増額されている)を支払うというものなのだが、これが大行列で下手をするとビザ取得だけで1時間待たされる。
帰国時に空港に向かう場合も、余裕をもって向かった方が良い。特に滞在期間中はアクティビティを最大限楽しみ、お土産は空港で買おうと思う人は要注意だ。なぜか2階手荷物検査があり、空港使用料を支払う必要があり、これがいちいち時間がかかる。
また、バリ島から出国する便は夜間便が多い(日本行きだけでも、成田、羽田、大阪行きが5分間隔で離陸するというスケジュールになっていた)ようで、非常に込み合っているため、かなりの時間待たされる。
バリ島は空港をでると本当に素晴らしいのだが、空港は本当に微妙。東南アジアは初めて訪れたので、東南アジアの空港ではよくあることと言われればそれまでなのだが、途上国の空港を初めて訪れる人注意した方がよいだろう。
ホテル⇔ショッピング(クタ・スミニャック地区、バリ・コレクション)
アヤナリゾート、フォーシーズンズ、インターコンチネンタル等があるジンバラン地区のホテルからだと、どちらもタクシーで1時間以内のところにある。費用も10~15万ルピア(約1000~1,500円)だ。
ちなみに、どちらもHISのシャトルバスが1時間に1便間隔で運行されている。今回はツアーを利用していたので、特典としてシャトルバスも利用できたが、乗降時に特にツアー利用者かどうかは確認されないので、日本人であればしれっと利用できるかもしれない(笑)
ただ、HISのシャトルバスは本数が少なく、到着時間が前後することが少なくないので、全ての移動をこのシャトルバスでしようとすると、かなり時間ロスになるので個人的にはお勧めしない。各ホテルからクタやバリコレクションに行くバスも運行されていたりするので、タクシーと組み合わせて効率的に時間を使うのがよいだろう。
ホテル⇔島中央部(ウブド、棚田、タマンアユン寺院等)
日本の旅行会社のオプショナルツアーか、現地ホテルで手配するツアーか、タクシーで行くことになる。
一番楽なのは、日本の旅行会社のツアーだが、ガイド不要で、料金を抑え、行先を柔軟に決めたい時には、ホテルでタクシーを呼んでもらって、そのタクシーを一日貸し切ってしまうというのが一番安上がりかもしれない。近場に向かう時に気軽にタクシーを使用したが、どのタクシーの運転手も「どこに行きたい?」「そのあとはどこに行くの?」と尋ねてきて、あわよくば一日貸し切りにしたいという交渉をする気満々といった感じだった。
2.食事
日本でも有名なナシゴレン(インドネシア風チャーハン)、ミーゴレン(インドネシア風焼きそば)やサテ(インドネシア風焼き鳥(鳥だけでなく、牛や豚も))やエビ・カニ等の海鮮料理など、日本人にはなじみやすく、美味しく頂けるものばかり。
味付けは、甘い醤油のような風味のソースとトウガラシとニンニクを混ぜたサンバルと呼ばれる調味料の味が印象的。
自分はニンニクが大好きなので、とてもよかったが、ニンニクがあまり得意でない人にとっては、多くの料理が甘い醤油風味のソース味なので、現地料理ばかり食べると少し飽きてしまうかも。もちろん、リゾートではシーフードグリルや各国料理のレストランもあるので、心配はいらないが。
滞在中はツアーかホテルで食事をすることが多かったので、自分ではあまりレストランを探さなかったが、立ち寄った場所を2つほど紹介したい。わざわざ行くほどでもないが、近くに立ち寄って思いだしたら、行ってみるのもいいだろう。
Warung Ocha (ワルンオチャ、@スミニャック)
スミニャック通りと、ダヤナプラ通しの角に位置していて、HISのシャトルバスが目の前に停まる。なので、バスを待っている間に食事でもしようとして入った。
店内は広く、奥の方には少しムードが良い場所もある。客層は欧米からの観光客が多い。カウンターで料理の組み合わせを選んでもいいし、テーブルについて注文してもいい。
ここで頼んだ海鮮ナシゴレンがとてもおいしかったと記憶している。日本の海鮮チャーハンなどは、イカやエビが申し訳程度に盛り付けられていることも多いが、ここの海鮮ナシゴレンはシーフード盛りだくさんで、日本円で100円とかそういうレベルの値段だったので、コスパが高く満足感があった。
The Paon(@バリ・コレクション)
バリコレクションの入口に入ってすぐのレストランが集まったところの一つ。シーフードが食べたかったので、エビ、イカ、ロブスター、カニの盛り合わせみたいな料理を頼んで、日本円で約6,000円。意外とお値段になったが、ロブスターとカニが含まれていると考えるとそれでもコスパは良い。味は現地の調味料をふんだんに使い、日本で食べる素材の味を活かしたあっさりめの味付けとはまた違う美味しさが堪能できる。
3.観光
新達人ツアー(スタンダードブラン)
①タマンアユン寺院→②ガジュマルの木→③チャンディクニン市場→④ウルン・ダヌ・ブラン・ブランタン寺院→⑤ライステラス→⑥ウルワツ寺院(ケチャック・ダンス)→⑦ジンバランビーチでBBQ
①タマンアユン寺院
意外と小じんまりした規模だが、建物自体の保存状態はよく、茅葺の屋根が重なった塔が空に向かって毅然とそびえたつところが絵になる。バリ島では僧侶は特別な祭日の時のみしか寺院にいないそうで、観光客だらけだった。
②ガジュマルの木
3本の樹が絡み合って神秘的な姿を見せるパワースポット。暑い日差しを避けたちょっとひんやりとした澄んだ空気と静寂に包まれて、古より大地にそびえたつ巨木の生命の力を感じようとすると、確かに願いがかないそうなきがしてくるかも。
③チャンディクニン市場
色とりどりの野菜や果物と、雑貨が目を楽しませてくれる現地の市場。実は結構ぼったくりらしい。
④ウルン・ダヌ・ブラン・ブランタン寺院
湖畔にたたずむ寺院。タマンアユン寺院と比べるとスケールが大きく、建物自体は同じ程度だが、敷地や周りの風景との一体感ではこちらの方が美しいと思う。やはり僧侶はいなくて、観光客が多い。
⑤ライステラス(ランチ)
並行していくつものツアーがここを訪れるため、訪れるのが遅いと窓際の席が埋まってしまい。棚田はあまりよく見えない。ランチ自体はバイキングでそれなりに美味しい。
⑥ウルワツ寺院(ケチャック・ダンス)
夕陽を浴びた断崖絶壁の寺院はとても美しい。もう一つタナロットという同様に海に面した古刹があって、どちらかはかならず訪れたいと思っていたが、期待通りとても美しかった。ケチャックダンスは夕陽が沈むころに始まるが、それまでにかなり長い時間寺院の周辺をぶらぶらすることになる。
手持無沙汰だが、猿がたくさんいるため、猿が人の持ち物を奪ったり、人が猿を怖がって右往左往するのを見ているとあっという間に時間は過ぎる。サングラスも猿に盗られる可能性があると聞いたが、思ったよりもなんでもかんでも人からものをとる様子ではなかった。ただし、サンダルをとられた人を目撃した。
バリ島三大伝統舞踊のケチャックダンス。これは一見の価値あり!
⑦ジンバランビーチでBBQ
やわらかい光が照らすにぎやかなビーチで雰囲気はなかなか良く、カップルや家族連れが多かった。料理は野菜の炒め物とサテで、BBQというより時も料理という感じだった。
クタ・スミニャック
リゾートファッションや現地のお土産を買うにはもってこいの場所。ビーチ沿いにはビーチウォークというショッピングセンターがあり、それと並行して走るレギャン通りは、昔ながらのお店が綱なる。スミニャックに近くなると、よりおしゃれで少し欧米風なお店やバー等もちらほらと見かけるようになる。
バリ・コレクション
時間がなくて全てまわることができなかったが、ブランドショップから現地のお土産を売っている大きなスーパーマーケットまであるショッピング天国。各ホテルからシャトルバスが出ており、交通の便は良い。
レンボンガン島
「マリンウォーク」というツアーを出発前にHISで予約したが、おそらく現地でも予約可能。朝各ホテルに迎えに来てくれて、ビーチで船に乗り換えて島に向かう途中で、マリンウォークとシュノーケリング、島についてからランチとカヌーorサイクリングを行う。船は定員20名程度で、波が高いと結構揺れる。
マリンウォークは、頭に大きいヘルメットみたいなものをかぶって、船から階段で水の中におりる。ヘルメットには空気がたまっていて、海中の中で息ができる。水の中はサンゴ礁が見え、餌をまくと色とりどりの魚が大量に集まってくる。泳げない人も水中の風景を楽しむことができるのでおススメ。シュノーケリングでもきれいな魚やサンゴ礁を見ることができる。
その後レンボンガン島についてビュッフェ形式のランチ。基本的にツアーのランチの内容はすべて同じだと思っておくといい。ランチ後は少しビーチでゆっくりして、カヌーを体験。カヌーは初めてだったが、波があってなかなかうまくコントロールできず、思っていたよりも難しかった。しかし、自分のイメージでは、島に入江のようなところがあってそこから少しカヌーで川をさかのぼるのかと勝手に想像していたが、決してそういうわけではない。
サイクリングに行けば、島のこともよくわかってよかったのだろうが、サイクリングに行かなかった身としてはなぜこの島に来たのかはあまりよくわからなかった。バリ本島から船でシュノーケリング等を行ってそのまま戻ってもよかったのではないか?とも思う。
4.その他
WiFi
滞在中はHISの特典のポケットWiFiを使用したが、主要地域では問題なく使用できた。一部移動中や山間部などは通信できないところがあった。また、前回の記事にも記載した通り、アヤナに宿泊する際には、部屋でネットに接続しようとすると有料なので、安くポケットWiFiを調達することは是非検討すべき。なお、HISのポケットWiFiは2時間程度しか電池がもたないので、WiFiにつないでGoogleマップを駆使して、移動をすることを考えている人は充電池を用意しておく必要がある。なお、クタ地区などの比較的人通りの多い場所でも、旅行ガイドの地図と比べるとGoogleマップの地図はやはりあらかったりするので、旅行ガイドも携帯しておいた方が良い。
お土産
チョコレート、小物、コーヒーなど、様々なお土産があるが、職場で配る用のお土産は意外と選択肢が少ない印象。特に、個別包装のあるものが大量にほしいという場合には、なかなか選択肢がないので、お土産を買う時間はしっかりとっておいた方がいいかもしれない。
両替
空港のレートは見ていないが、ホテルよりも街中の両替所の方がレートが良い。場所によってレートは結構変わる。ホテルでは、1円=107IDRだったが、クタの両替所では1円=116IDRも見かけた。クレジットカードが使えないところはそれなりにあるので、ある程度インドネシアルピーには両替しておいた方がよい。また、帰国便に搭乗する前に、一人20万IDRの空港使用料をIDR支払う必要があり、その分ルピーを残しておく必要がある。
なお、お店によってはUSドルを受け取ってくれるところもあるが、10ドル以上と10ドル未満では銀行での両替レートが変わるらしく、10ドルを払ってくれるなら6ドルでいいが、1ドルで払うなら7ドルで払ってくれと言われたことがあった。
また、前述のVOAの支払いの際に、空港スタッフが釣銭を間違えることがあるので、しっかり自分で見ておく必要がある。私の場合は、お釣りが大量の1ドル(前述にように価値が低くなってしまう)である上に、枚数も足りなかった。散々待たせたうえにこれは。。。と空港には非常にがっかりした。