一鳴驚人日記

外資系企業でM&A関係の仕事をしている若僧のブログ。キャリアや時事ネタに関してその時々に感じたことを書いていきます。

神々が宿る島~バリ島旅行記3~【雑感編】

今回はバリを旅行して感じたことをまとめたいと思う。

<内容>

  1. ブランド力
  2. 日本と中国の経済力の格差
  3. テクノロジーへの依存
  4. JCBのすごさ

1.ブランド力

滞在中に日本から持って行った日焼け止めを使いきってしまったので、現地の薬局で購入した際、安い地元ブランドの製品よりも、少々高くても日本でも知られているNIVEAというブランドの製品を購入した。仕事でM&Aをやっていると企業の競争力の源泉等を考えることも多く、「ブランド力」という一見わかりにくくとらえとらえどころのないものが、企業の強みとされることも少なくない。正直ぴんと来ていなかったが、今回の経験で身をもってこういうことなんだなぁと思った。

人間やっぱり知っているものに親しみを感じやすいし、認知されているようなブランドであれば、少々値段が高くても品質を信頼して買ってしまうものだ。高級ブランドでないブランドも当然あり、その場合最高品質を期待することはできないが、少なくとも価格に見合った品質が提供されることは期待できるという意味で、信頼できるのだ。

2.日本と中国の経済力の格差

日本人はやはり金持ちだ。大学生、中には高校生と見間違えるほどの若い女の子2組やカップルが高級ホテルに宿泊している。中国人も多かったが、中国人は大抵おじさん、おばさんくらいの年齢であり、欧米人も家族連れが多く、日本が最も年齢層が若かった。
通常職がある方が学生よりもお金を持っているというのは自明であるし、新卒の若僧よりも、中堅や、その上のおじさん、おばさん世代の方が給料が高いことからよりお金を持っているものだ。もちろん、学生起業して社長を務めている大学生もいるだろうが、かなり例外的なケースだろう。

そう考えると、高級ホテルにおける客層について日本が一番若いのは、やはり日本にそれだけ日本の経済水準が高いということになるのだろう。親のすねをかじっているのでもよし、奨学金をやりくりしてでもよし、自分でバイトしてためたお金でもよし、それらのいずれかをすることによって決して安くない高級ホテルに泊れるということなのだ。

3.ネット・テクノロジーへの依存

バリ島では移動中WiFiを使えないことも多かったため、スマホを使う機会が日常生活よりもグーンと減ったが、不便に感じることも少なくなかった。

例えば、普段出かける時は、事前に下調べをしなくとも、最悪その場でスマホで行先を選んで、Google mapを見ながら目的地に行くということができ、そのようなことが当たり前になっていた。一方で、ネットがつながらない環境においては、事前に1)どこに、2)どのように行くのかということをしっかり調べて行く必要があり、気軽に行先を帰ることも難しい。また、現在地や向かっている方角も建物との位置関係や太陽の位置などで判別しなくてはならないので、なれればどうってことはないのだが、普段如何にテクノロジーに頼って生活をしているのかということ、そしてそれによって本当に便利に生活をしているということを改めて感じた。

また、携帯依存症だとか、ネット中毒ということが言われて初めて久しいが、自分はそこまでではないし無関係だと思っていたが、今回のバリ滞在中にやはり何気なくスマホに手を伸ばし、ネットがつながらないことに気づいてやめるということが何回もあり、ハッとさせられた。

4.JCBのすごさ

バリ島での飲食や買い物で、JCBのクレジットカードなら20%割引というのをときどき見かけた。ハワイなども、同様の割引や他の特典があるようなので、やはり日本発のクレジットカード会社ということで、日本人が多く訪れる場所では使い勝手がよくできていると感心した。社会人になるとクレジットカードもいつの間にか増えるので、整理している中で、VISAやマスターがあれば事足りるとは思ったけれども、JCBも一枚あれば意外に旅行ではお得かもしれない。