感動する作品だったけど、推理好きの人にはちょっと物足りないかもしれない。登場人物が少なすぎて、途中からなんとなく犯人がわかってしまう。後は犯行の手口と動機がが少しずつ解明されるという楽しみはあるのだが。
一人を守るためにいろんな人が犠牲になるという連鎖。女の子は運命に翻弄されたとは言え、自らの意志が介在していた分、一生闇を背負って生きていくことは止む負えないと思う反面、自分の知らないところで闇を背負うことになってしまう男の子にとっては運命は非情すぎる。
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