一鳴驚人日記

外資系企業でM&A関係の仕事をしている若僧のブログ。キャリアや時事ネタに関してその時々に感じたことを書いていきます。

結婚式に呼ばれたので香港に行ってきた ~前編~

香港の友人の結婚式に招待されたので、3連休は香港に行ってきた。土曜日の早朝に出発して、火曜日の早朝に帰還するという強行日程だったけども、3連休を利用すれば十分楽しめるので、また機会を見つけて行きたい。
(早く他の香港の友人の誰か結婚しないかな。。。)


結婚式に参加してきたので、まずは香港の結婚式の事情について。

1 全体の流れ
2 スケジュール
3 参加者が準備するもの

1. 全体の流れ

香港式の伝統的な結婚式は朝から夜遅くまで続く。


まずは、新郎が新婦を迎えに行き、新婦の仲間(bride mate)が新郎及び新郎の仲間(groom mate)にいろいろな課題(芸をさせたり、いっぱい食べさせたり等)をふっかけて、課題をgroom mateがクリアして初めて新郎と新婦がご対面。そこから両親の挨拶、親戚とそろっての写真撮影。更に海辺などでタキシードやドレスを着て結婚写真の撮影をしてから、披露宴会場へ。


新郎や新婦と特に仲が良い場合にはbride mateやgroom mateとして朝から参加するけれども、それ以外の参加者は披露宴から参加することになる。夕方からレセプションが始まるが、これは参加者が新郎新婦と披露宴会場で写真撮影を行っている傍らで、親戚やその他の人が麻雀を楽しむ時間とのこと。日本から参加した人はみな時間通りについて手持ち無沙汰にしていたけれども、現地の人はレセプション開始時間からかなり遅れて到着していた。


8時過ぎから日本でもお馴染みの披露宴が始まり、愛の誓いや両親への感謝、二人の出会いの振り返り等とともに中華料理のフルコース。大変美味しかったが、食事の量はかなり多く、女性は食べきれない場合が多かった。披露宴は11時くらいまで続くのが通常で、新郎新婦がテーブルを回って挨拶を終えたあたりから、人が少しずつ退散し始める。日本のように明確な終わりはないようだ。式の後も新郎新婦は写真撮影をしていた。思うに、一生のこれまでに撮った写真よりも多くの写真を撮ったんじゃないだろうか、特に新郎は。

2. スケジュール

結婚式だけに参加する場合は特に気にしなくて良いのだが、私の場合のように結婚式のついでに友人に会ったり、香港で遊びたい場合には、披露宴の時間帯・前後の自由時間が気になるもの。すでに触れたとおり、Bride mateなどになってしまうと基本的に一日まるまるかかる。それ以外の人は滞在時間最短で夜の7時~11時をみておけばいいように思う。

3. 参加者が準備するもの

服装

男性はスーツ、女性はパーティドレスが無難。ただし、赤(新婦の色)と白(お葬式の色)以外。会場を見る限り、香港の人はポロシャツなどで参加している人も少なくなかったし、友人によればそれほど改まった服装でなくても特段問題はないとのこと。

なお、香港では室内の冷房が非常によく効いているため、日本のパーティドレスでは寒く感じるようなので、女性はやや厚めの服装をするのが良いだろう。(一緒に参加した女性質は絶え間なく暖かいお茶をもらって寒さをしのいでいた。)

御祝儀

金額はHKD500が相場とも言われるが、披露宴がホテルで開催される場合にはHKD800~1000が標準とのこと。御祝儀袋は日本のものを持参しても問題ないのだが(一緒に参加した新婦のbride mate人は実際にそうしていた)、御祝儀袋は披露宴の受付で多少容易してくれているので、持っていない人はそれでも構わないとのこと。


あとは、当たり前だけれども、二人の門出を心から祝福し、今後の末永い幸せを願う気持ちも忘れずに!


香港で結婚式に参加する機会があったら参考にしてみてほしい。