一鳴驚人日記

外資系企業でM&A関係の仕事をしている若僧のブログ。キャリアや時事ネタに関してその時々に感じたことを書いていきます。

Career

投資銀行でも無視できない過労死問題

最近電通で東大卒の若手女性社員が自殺して労災されたことが話題になって、それを機に電通や広告業界の長時間労働体質や労働環境がハイライトされている。 kabumatome.doorblog.jp m.newspicks.com togetter.com M&Aアドバイザリーの業界、具体的には投資銀…

20代のキャリアにおけるトリレンマ

キャリアについて考える際の自分の考え方を書いてします。特に20代の方がキャリアを考える時には有用なのではないかと考えています。

スタートアップって実はお得!と思った話

スタートアップで働いている人に聞いた羨ましい福利厚生について書いています。

お手軽に英文履歴書を書く方法

骨が折れる英文履歴書の要領のよい書き方について書いてみました。

業界大手と中堅の人材の差【追記あり】

M&AのDD対応を通して、大手企業と中堅企業の人材の質の違いに関して思うところがあったので、ブログにまとめてみた。

マクドナルドの「時給1,500円」デモは「時給を投資銀行IB並みにあげてほしい」と主張しているに等しい。

高収入の投資銀行M&Aバンカーの時給が意外にも安いということを書いています。

M&Aのフィナンシャルアドバイザー(FA)って何しているの?~交渉編~

M&Aの財務アドバイザーの重要な仕事に交渉があります。このことはクライアントを含めて業界外の人に認識されていない場面もあると感じているので、FAをが行う交渉について書いています。

M&Aのフィナンシャルアドバイザー(FA)って何しているの?~バリュエーション編~

M&Aにおける財務アドバイザーの主要な仕事の一つであるバリュエーション業務について紹介しています。

M&Aのフィナンシャルアドバイザー(FA)って何しているの?~オリジネーション編~

M&AのFA(財務アドバイザー)の重要な仕事の一つであるオリジネーションについて記載しています。

フィナンシャルアドバイザー(FA)って何しているの?~FAの仕事の内容~

M&AのFA(財務アドバイザー)の仕事内容についてまとめています。

M&Aバンカーって何してるの?~M&Aプロフェッショナルの一日~

一般にはあまり知られていない、M&Aに携わるプロフェッショナルのうち、特にフィナンシャルアドバイザーを担当する投資銀行IBやM&Aコンサルタントなど仕事を、一日を具体例にして書いてみました。

転職エージェントやヘッドハンターに聞くべき質問をまとめてみた

M&A関連の業界は転職が活発なので、ヘッドハンターから連絡をもらうことも多い。最近は特にLinkedin経由のコンタクトが多く、週に少なくとも一人は絶対新たなヘッドハンターから声をかけられる。それだけ、景気がよく、各社とも採用を増やしているということ…

IBに勤めて感じたワークライフバランスの大切さ 

ワークライフバランスは仕事とプライベートの「陣取り合戦」ではない | ライフハッカー[日本版] 記事を読んで、まさにその通りだなぁと。 新卒で就活している時は、1. 優秀な人材が多くて、 2. 自分が成長できて、 3. グローバルな環境で仕事ができる職場…

仕事で成長できないと感じた時に考えるべきこと

友人が「今の仕事を続けていても全く成長しないから転職した方がいいのだろうか」と悩んでいるということだったので、相談にのった。「転職が必要かどうかという問題」となると考えるべきことは、成長の可能性のだけでなく、給料やワークライフバランスなど…

投資銀行IBやM&A業界内定者が読むべき本 2 ~リサーチ編~

前回はエクセルワークに役立つ本を紹介したが今回は、投資銀行IBやM&Aアドバイザリーファーム(あわせて以下、「M&A業界」)の業務において、リサーチ(調べ物)をする上で役に立つと思われる本を紹介する。(なお、投資銀行では株式調査部を一般的に「リサ…

投資銀行IBやM&A業界内定者が読むべき本 1 ~エクセル編~

以前投資銀行IBやM&Aアドバイザリーファーム(あわせて以下、「M&A業界」)の内定者向けに入社前に読むべき実務の本を紹介すると書いた。当初は必要な各スキルを一通りカバーすることが可能な本をまとめて紹介することを考えていたが、まず、必要とされる個…

外資系投資銀行の新人研修~ニューヨーク研修~

4月になって「社会人になりました!」と報告してくる後輩もちらほら。この時期はどこの企業でも研修の時期だなぁと思いつつ、自分が外資系投資銀行に入社した時の研修を思わず思い出していたので、外資系投資銀行の研修、特にいわゆるニューヨーク研修につい…

社会人になったら変わる3つのこと

学生と社会人を比べると求められていることがいろいろ異なる。中でも、特に以下の3点は意識する必要があるし、それらが当たり前と思えて初めて一人前なのかもしれない。1. 常に満点を求められる。 2. 準備しながら本番をこなす必要がある。3. 唯一の正解があ…

事業会社とプロフェッショナルファームは流れている時間が違う

先日事業会社に転職した先輩の話を聞いて思ったのだが、投資銀行、M&Aアドバイザリー、コンサルなどプロフェッショナルファーム(以下、「PF」)では事業会社と流れている時間が違う。 1. 締め切りまでの時間が短い M&Aアドバイザリーを例にとってみると、タ…

目標を持って働くことの重要性

M&Aアドバイザリーをやっていると日々業務に追われて忙しいので(なぜM&Aアドバイザリーはいつも忙しいのか - 一鳴驚人日記)、知らず知らずのうちに、目の前にある業務を如何に早く処理して退社するかを意識するような状態になる。しかし、これではいけない…

なぜM&Aアドバイザリーはいつも忙しいのか

M&Aアドバイザリー業界で働いていると基本的にいつも忙しい。終電で帰ることが基本だ。案件が忙しい時には深夜にタクシーで帰ることが多くなり、電車の定期は割に合わないので買う機会はない。 仕事の関係上、友人と会う機会も限られてきたり、キャンセルせ…

ブラック企業から身を守るには

最近ブラック企業に関する記事をよく見かける。日経新聞だけ見ても以下のようにすぐにいくつもの記事が掲載されている。 入社3年以内の離職、3割超で「ブラック」 就活生のイメージ :日本経済新聞ブラック企業どう見分ける スパルタとの境界線 :日本経済…

フロントオフィスかバックオフィスかで悩んだら。

日系の企業は基本的に総合職と一般職という区分で採用を行っているが、外資系企業は部門ごとに採用を行っていることも多い。外資系投資銀行の場合で言うと、トレーディングアンドセールス(S&T)、リサーチ、インベストメント・バンキング(IB)、オペレーシ…

外資系金融(IB)はモテるのか

俺がモテない理由がわからない。たまたまネットでこんな話を見かけたので、今回は外資系金融がはたしてモテるのかについて書くことにする。外資系金融はモテるという印象を持っている人は少なくないように思う。自分もそういう趣旨の質問を友達から受けるこ…

外資系なら英語は得意なのが当たり前か

外資系企業に勤めていますと言うと、 「英語が得意なんですねー」 「ガイジンさんがたくさん居て、普段から英語なんですか?」 という反応をされることが多い。 実際自分は英語が得意な方だし、自分が働いてきた職場にはガイジンさんや帰国子女もいて、日本…

面接でうまくふるまう方法

私は面接ではあまり緊張しないほうだと思う。全く緊張しないわけではないが、頭が真っ白になって自分が話したいと思ったことを忘れた経験もないし、面接ではわりと落ち着いて受け答えができる方だ。どうしたら、緊張せずに堂々と面接ができるのか、尋ねられ…

面接で準備すべき最低限のこと

現在企業が採用活動を行う際には、面接を課すことが一般的だが、「たった10~20程度の面接を何回かやっただけでは、候補者のことを対して理解出来ない」という批判を聞く。 では、面接を通して候補者の何がわかるのだろう。候補者の全ては当然わからないにし…

仕事は何を軸にして選ぶのか

自分が現在担当しているM&A案件で、頻繁に売却対象になっている会社に出入りしているのだが、最近は就活生の姿をよく見かけるようになった。面接はまだなのだろうから、会社の説明会に来ているのだろう。 そうした学生たちの姿を見ながら、「この学生たちが…

外資系投資銀行IBのライフスタイルに向く人

外資系投資銀行のIB部門(以下、IB)は働き方という意味では非常に特殊な業界だ。労働時間が非常に長く、基本的に終電で帰れない。そして週末も出勤することの方が多い。 IBでは通常若手(アナリスト、アソシエイト)をジュニア、管理職(VP)以上をシニアと呼…

外資系投資銀行に勤めることはリスクが低い

就活生と話をすると、興味はあるがクビになるリスクが高いので、外資系投資銀行よりもメガバンクや大手事業会社などで働きたいという話をよく聞く。 いくら給料が高くても、クビになったら困る。それよりも一度入れば、ほぼ一生面倒を見てくれる企業の方が良…